無想庵コラムCOLUMN

お茶の用語辞典(あ行)

お茶の用語辞典(あ行)

・相客(あいきゃく)…お茶席で同席した人のこと。茶道には利休七則という有名な心得がありますが、そのうちの一つに『相客に心せよ』というものがあります。同じ場所にたまたま居合わせたお客様同士が互いに気遣い、敬意を持ち、共に楽しい場を過ごせるように、他を思いやる心を持て、という教えです。似た言葉に連客(れんきゃく)があります。連客は一緒に来た同伴者のこと。

・一行書(いちぎょうしょ)…墨蹟(ぼくせき)という禅僧の書の内の一種。多くは禅語の中の一文が書かれている。3字から7字くらいのものが多いが、中には円相といって『○』と一字だけ書いてあるものをある。

・薄茶器(うすちゃき)棗(なつめ)など薄茶用の茶器の総称のこと。棗は漆器に分類されます。 対して濃茶用の茶器を茶入(ちゃいれ)と呼びます。

・送り礼、受け礼(おくりれい・うけれい)…濃茶の時、茶碗を次客に渡した後、正客は手をつき一礼します。これも送り礼といいます。受け礼は茶碗を受けとった後、送り礼に対し、茶碗を少し押し戴いて受け礼をします。茶碗を持っているので手はつきません。

・押し戴く(おしいただく)…うやうやしく、物を受け取ること。両手で少し持ちあげて、軽く礼をする。

・主菓子(おもがし)…通常、濃茶の前に出てくる和生菓子のこと。種類は数多く、例えば薯預饅頭(じょうようまんじゅう)、きんとん、餅菓子など季節やお茶席の趣向によって様々です。大寄せの茶会では、濃茶がない場合が多いので、薄茶の前に出されます。薄茶の前は通常干菓子のはずですが、おいしいお菓子はやはり皆さん大好きなので、主菓子が出されてから薄茶をいただくという流れになっています。

随時、更新していきます。分らないことばがあればリクエストにお答えいたします。

リクエスト方法は、意味の知りたいことばを書いて、info@musouan.orgまでEメールをお送り下さい。早急に調べてことばの説明に掲載してまいります。

コメントを残す

記事に関するご質問やご意見などありましたら下記のフォームよりお気軽に投稿ください。