お茶の用語辞典(せ)
瀬戸黒(せとぐろ)
「瀬戸黒」は日本国内最大の焼き物産地である岐阜県東濃地域 (多治見市周辺)で焼かれています 。桃山時代にこの地で生まれた技法で作られています。 還元焼成中に窯から引き出して急速に冷却させ、漆黒釉(ゆう)をかけた茶碗です。形はほとんどが薄造りの筒形茶碗で、高台(こうだい)を小さく削り出した容姿が人気だそう。
還元焼成とは、酸素を奪いながら焼く方法のこと。まきを次々くべながら、窯に入る空気を絞ります。
右の写真は、一つが200万円超の「瀬戸黒」の茶碗です。 国の重要無形文化財保持者(人間国宝)になった加藤孝造さん(83)の作品です。
なんと12個を初日完売したそうです!!
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