無想庵コラムCOLUMN

お茶の用語辞典(ち)

お茶の用語辞典(ち)

茶入(ちゃいれ)

濃茶を入れる茶器のこと。大別すると唐物、和物などがある。唐物は主に中国で作られた陶器のものを言い、歴史のあるものは大変貴重。和物は日本製。瀬戸や萩など産地の名前なら聞いたことがあると思います。形も豊富で、拝見を所望し、問答をするのが茶会の楽しみ。茶碗と並んで超高価なものも多いです。

茶巾(ちゃきん)

茶碗をふく白い布です。麻布が多く用いられ、流儀や用途により大きさが異なります。

茶筅(ちゃせん)

竹から作られる、抹茶を点てる唯一の道具。別の記事で茶筅作りの特集があります。

茶杓(ちゃしゃく)

抹茶を掬う道具。竹を削り出して作るものが一般的。象牙や木製のものもある。(現在では象牙はワシントン条約に抵触する?)茶杓の形は節の位置や櫂先の形など微妙に違い、お家元の好みでそれぞれ特徴がある。

随時、更新していきます。分らないことばがあればリクエストにお答えいたします。

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