無想庵コラムCOLUMN

蓮(ハス) 七月の茶花

蓮(ハス) 七月の茶花

インドが原産です。 名前の由来ですが、 実の入った花床 (果托花中央の黄色部分のこと)が 、たくさんの穴が空いており、それが蜂の巣に似ていることから「蜂巣(はちす)」と言われ、それが略されてハスになったそうです。漢字の「蓮」は漢名から宛がったもので、種子が連なってつくことから中国で蓮という名前がついたそうです。

特徴はやはり水面に葉が浮かび、花も水面から顔を出している景色が思い浮かびますよね。蓮は花茎を水面に出してから 約20日後に開花するらしいです。以外に蕾の期間が長いのですね。開花時期は大体6月~8月上旬(ピンク色の大賀蓮(おおがはす)は 6月頃)頃です。 朝早く花が開き、昼頃に徐々に閉じてしまいます。  花の開閉を3~4日繰り返し、そのあと花びらが散ります。

また葉の表面が蝋状になっているため 水をはじきます。そのせいで雨水のしずくが水玉になり、水玉がコロコロ葉の上を転がっている様が楽しいですよね。

蓮はすごくきれいな色のお花で、通常はピンク色が多いと思います。しかし←右の写真の様に青紫色の蓮の花はさらに幻想的です。

なので、私の大好きな花です!男のせいか花で癒されることは、あまり多くないですが、蓮だけは別格です。開いたところも蕾の状態でも本当に最高で、お釈迦様のイメージもあるので神々しく感じています。

根の部分は 泥の中にあるのですが、その部分が膨らんで蓮根(レンコン)になります。 レンコンてカタカナで書いていましたが漢字にしてみると、そのまま「蓮の根」と書くのですね!恥ずかしながら今気づきました。よく天ぷらや筑前煮などにも使われますが、サクサクしていて、美味しいですよね。花、葉、茎、種子などどの部分も 食用になる優れモノだそうです。

蕾も美しい蓮の花

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