福寿草 一月のお菓子
福寿草(ふくじゅそう)
福寿草は、開花がちょうど旧暦の新春にあたることから、「元日草」「朔日(ついたち)草」とも呼ばれています。 その為、一月の後半から二月初めくらいの時期のお茶会には福寿草という銘の生菓子が主菓子として登場します。写真は笹屋伊織さんのこなし製のお菓子ですが、他にも練り切り製やきんとん製、外郎で包んだものなど多彩です。真冬の正月では咲く花も限られるので、福寿草の様に冬枯れの中、色鮮やかに咲くので、江戸時代より吉祥の象徴とされてきました。
個人的には、田町梅月さんのきんとん製のこちらの方が福寿草をイメージ出来ますが皆さんはどうでしょうか?
近所の和菓子屋さんに頼むとこなし製になるのですが、来年はきんとんでこれに似せて作ってもらいましょう。