お茶の用語辞典 (く)
黒文字(くろもじ)
黒文字という木から削り出されたお箸のような楊枝。縁高でお菓子が出されるときは一人1本ついてくる。菓子碗などで出されるときは2本ついていることが多く、お箸のように使って自分の懐紙に取り分けるために使う。この時は、菓子切りを使っていただきます。どちらも懐紙をお皿代わりにして取り分ける。
葛菓子(くずがし)
葛で作った皮で餡を包んだお菓子。葛は透明なので涼しげで夏の茶席の主菓子にぴったりです。材料としては吉野葛を水で溶き砂糖を加えて加熱しながら練るだけのシンプルさ。あとは餡を包んで3分ほど蒸すだけ。
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