お茶の用語辞典(つ)
次礼(つぎれい)
お客さん同士で次の人に「お先に」と挨拶をすること。
詰(つめ)
お客さんの中の一番最後の人。茶碗を返したり、縁高を預かったりと色々と役割があるので知識が必要。
作土文(つくりつちもん)
作土とは、耕地の上層の土壌のことをいい、その文様のことを作土文と言います。着物や古帛紗、仕覆などの裂地の柄の一種類です。「草花文」や「草花と動物文」をその花樹が根づいた土壌までを単一の文様としてあらわしたものをいいます。
筒茶碗(つつちゃわん)
通常より背が高く、細長い円柱型の茶碗。点てた茶が冷め難いので真冬の時期12月から2月の茶席で使われることがあります。細長い(底が深い)ので、通常の茶碗の様ようには、茶巾で清められないので独特の扱いがある。同じ理由で茶筌通しや抹茶の点て方にもコツがあるので、稽古では冬になると筒茶碗で稽古をする日が度々有ります。筒茶碗で上手にクリーミーに薄茶が点てられる様になれば一人前だと思います。特に男性の手は大きいのでだいぶ慣れが必要だと思います。