お茶の用語辞典(ほ)
本歌(ほんか)
茶道具のオリジナルのことです。名物と言われる茶入や茶碗などの道具がありますが、その本物を本歌と言い、コピー品を写しと言います。もっともコピー品と言っても一つ一つが手作り品ですから、伝来のあるものなら、それなりに価値は付きます。例えば、江戸時代くらいに作られた大名物(利休の時代より前の時代からの名物)の写しなら、現代なら伝来が確かなら十分「時代」のものですから値打ちがあると思います。他にも楽茶碗で当代が歴代の造られた作品を修行のため?に写しを造られた場合も、道具屋さんを通じて売られている場合もあります。写しとは言えれっきとした楽茶碗ですから、結構お高いです。
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