お茶の用語辞典(ゆ)
釉薬(ゆうやく)
うわぐすりとも言い、陶器の表面にかける薬品のこと。素焼きした陶器の表面に釉薬を釉掛け(くすりがけ、釉薬を付けること)して焼くと、茶碗の表面をガラス質が覆い、陶器の極小孔をふさぐために耐水性が増します。素焼きでは水が染みてきてしまいます。
また、ガラス質特有の光沢のおかげで、様々な色や模様が得られます。これは、釉薬の中の長石が焼成時に溶け出してガラス質を形成し、金属成分が熱による化学変化で色を付けるためです。
裄(ゆき)
きものの寸法で背縫い(きもののセンター)から袖口まで長さ。
随時、更新していきます。分らないことばがあればリクエストをお願いいたします。