無想庵コラムCOLUMN

お茶は永い伝統に培われた、洗練の極致ともいうべき一つの文化。

お茶は礼に始まって、礼に終わる。

お茶では礼を最も重んじているが、これは人間としての『道』だからである。

人は衣食が足りた時、礼がなければならぬことに気がつく。

礼を身に付けることが、人間の第一の道である。