茶道は自分を磨こうと努力する者に最適な解を与えてくれる
皆さんはもしお茶を習うとしたらどんな目的で始められるでしょうか?
- 心を落ち着かせ、集中力を身に付ける。自分を客観視できるようになる。
- 作法、マナーを身に付ける。
- 日本の文化、芸術、歴史を知り学ぶ。
当てはまるものや近いものはありましたでしょうか?
茶道を説明するときに、よく『和敬清寂』という言葉を聞かれたことがあるかもしれません。 この4つの文字の中には、すべてのお茶の心がこめられているといわれています。
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お互いに心を開いて仲良くするということ
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尊敬の敬で、お互いに敬(うやま)いあうという意味
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清(きよ)らかという意味。目に見えるだけの清らかさではなく、心の中も清らかであるということ
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どんなときにも動じない心
世の変化が激しく、早い現代社会では、人が人を憎んだり、落としいれたり、傷つけ合ったりと複雑で益々混沌として来ています。
和が大切とわかっていても、人間は簡単には和が結べないのでしょう。お茶はその出来難いことを成し遂げようとしているのです。(だから難しい)
私たちがお茶に触れる、学ぶということはこの『和敬清寂』の境地に、意識していようといまいと、近づいていこうとする行為なのです。
お茶を始めるきっかけや目的がどのようなものであれ、茶道は自分を磨こうと努力する者に最適な解を与えてくれるでしょう。
また仕事や人間関係がうまく行かないとき、職場や家庭などあらゆる生活の場面で、私たちに穏やかさと冷静さ、思いやりの心をもたらしてくれ、幸福感を感じることができます。
茶道の所作を学ぶ研修TRAINING PLAN
正しいお辞儀の仕方、繰り返し所作やマナーのお稽古、一目置かれる存在になれるような心得やスキルなど、目的やレベルに合わせて、入門コースから中級コース、年間コース、茶道のお稽古をご用意しております。
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