黄梅 二月の茶花
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黄梅(おうばい)、またの名を迎春花と言います。素晴らしい別名ですね!これからまさに春が来るという感じです。色も黄色で鮮やかで、大好きな花の一つです。
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中国の原産で、 モクセイ科の落葉小低木です。よく枝分かれし、上の写真の様に先が垂れ下がって生えています。早春、葉より先に、黄色く筒状で先の6裂した花をつけます。
色とか花弁の枚数が似ていて、花を見分けるのは、人によっては苦手な人がいると思います。(私は物凄く苦手です)先生によく言われたことですが、花だけでなく葉っぱの形とか、茎の状態、枝なのか蔓なのか、つぼみの状態はなど自然で生えている状態を理解していると、分かるようになると言われてきました。
また花の咲く時期も大切で、この黄梅によく似た花に先月取り上げた蠟梅がありますが、蝋梅は冬に咲き、そのあとこの黄梅が咲くのが通常です。ですが自然のものなので気候が狂うだけで本来の時期からズレて咲くことなんてザラですから 何月だからこれという決めつけも難しいのが現状です。
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今回は花のアップだけでなく、つぼみや全体の姿も写真探してみました。セットで記憶出来たら茶花博士に近づけます(笑)茶席ではつぼみの状態で荘る場合も多いのでつぼみの状態を知っておくのは重要ですよ。やはり自ら茶花を育ててみるのが最良の勉強法ですね。