無想庵コラムCOLUMN

西王母 二月のお菓子

西王母 二月のお菓子

中国古代の仙女、西王母(せいおうぼ)が漢の武帝に与えた3000年に一度だけ実るという伝説上の桃がモチーフのようです。長寿など得がたいものの象徴とされる縁起菓子だそうです。

もちろん、桃の節句の時にも合う主菓子だと思います。ただ節句を過ぎるとお茶の世界では使いにくいので、お茶会で出されるのは2月から3月3日まででしょうか。

この時期は椿の一種類である「西王母」も茶花として床に荘られます。

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