無想庵コラムCOLUMN

お茶の用語辞典(か行)②

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・黒文字(くろもじ)…黒文字という木から削り出されたお箸のような楊枝。縁高でお菓子が出されるときは一人1本ついてくる。菓子碗などで出されるときは2本ついていることが多く、お箸のように使って自分の懐紙に取り分けるために使う。この時は、菓子切りを使っていただきます。どちらも懐紙をお皿代わりにして取り分ける。

・建水(けんすい)…点前の際、湯水を捨てる器。木地曲げと言われる木地や、陶磁器製、古銅製、漆器など材質も形も多種多様。
エフゴ建水と呼ばれるものは、漁師が釣りをするときの餌いれを利休が見立てたと言われています。 お点前で建水を進めるという動作を教わりますが、これは建水を点前座に運び出し、柄杓、蓋置を取り出し、定座に置き続いて建水をひざ線まで動かす動作を言います。

・高台(こうだい)…茶碗の底についている台のような部分。高いものや低いものなどいろいろ。

・小茶巾(こちゃきん)… 裏千家では濃茶を飲んだ後の茶碗を清めるために用いられる小さな白い麻の布のこと。不織布製のものもあり紙小茶巾と言う。使い捨てなので便利。

・古帛紗(こぶくさ)裏千家だけのもの。濃茶の飲みまわしや道具の拝見のときなどに使う。布地(裂(きれと言います))の種類や柄(意匠)も様々。名物裂(めいぶつぎれ)で作られることも多い。普通の帛紗より小さく15センチ四方程度の大きさ。他流派では出し帛紗を使う。

・合ごう)…柄杓の先の湯、水を汲む部分のこと。風炉用と炉用の柄杓の違いはこの合の大きさによる。(あと切止めの斜めにカットされた向き)

光琳模様(こうりんもよう)…江戸時代中期の画家、尾形光琳に代表される光琳派・光琳風の模様。 極端な図案化を特色とし、装飾的傾向が強いです。 安土桃山~江戸初期の芸術家、本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)・俵屋宗達(たわらやそうたつ)を経て、光琳によって完成されました。 ちなみに光琳の弟・尾形乾山(けんざん)は、乾山風として有名な陶工です。

随時、更新していきます。分らないことばがあれば是非リクエストしてください。よろしくお願いいたします。

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