無想庵コラムCOLUMN

白玉 十二月の茶花

白玉 十二月の茶花

白玉はつぼみがまさに白い小さな玉の様で、可愛らしい椿の一種です。炉の季節の茶花は椿が中心になるのですが、中でも白玉は可愛く可憐なので人気の椿です。私も大好きな種類です。日本原産のとても香りの良い花です。(私自身はそんなに匂いは感じません。) 因みに花言葉は、贅沢、おしゃれ、至上の愛らしさ、 謙遜の美徳 だそうです。

「願いごとをすると白い花の白玉椿が一夜で花開き、願いが成就した」という白玉椿伝説が有名な、京都・平岡八幡宮が白玉椿の名所として有名です。

蕾の状態が白玉そのもの

咲くとこんな感じで普通の椿といった感じですね。この状態で床に荘られていた場合、椿とは分かりますが白玉という種類まではなかなか当てるのは難しいです。葉の形と時期で推量していますが、近年天候不順で椿の種類ごとの咲く時期も狂ってきている様に思います。

私の作品ではありませんが、こんな風に白玉は凛として生けたいと思います。

今までお稽古でも、お茶会でも、白玉という銘の生菓子を頂いたことはありませんが、ネットで検索してみたら有りました!(笑)多分練り切りだと思いますが、ちょっと蕾が綻びかけて中の雄蕊(おしべ)がちょっと見えているところがリアリティがあってすごくいいな~と思いました。埼玉県本庄市のあさ美という和菓子屋さんの御製です。

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