矢筈薄 十月の茶花
矢筈薄 (やはずすすき)
別名で「鷹の羽すすき」とも呼ばれます。一番の特徴は 葉に黄みがかった白い斑が入り、その形が矢のやはず (「矢筈」とは、矢の末端の弓の弦を受ける部分を言うが、)葉の模様がその矢筈に似ているのでそう呼ばれています。
イネ科ススキ属の多年草で 日本をはじめ、朝鮮半島や中国、東アジアに広く分布している「すすき」の園芸品種です。高さは1~2メートルになり、長線形の葉が叢生します。
因みに多年草とは、種まきや植え付けを行った後、開花・結実(実をつける)というサイクルを2年以上繰り返す植物のことを指します。